2023 コーンスネーク交配記録(ホワイトアウトxブリザードhetデフューズド)
毎週末、仕事終わった後の岩盤浴が習慣になって来たれおぱっちです。
金曜日、仕事が終わった後に温泉入ってご飯食べて、ワークスペースでブログ(下書き)を書いています。ipad&Magic Keyboardでドヤ顔で書いてます。周りも大体似たような感じで資格の勉強してたりなんか企画書書いてたり株価?FX?のような画面と睨めっこしてたりウマ娘やってたりで似たような感じですね。意識高い系です。ドヤァ。
でもでかいいびきかきながら寝てるやつはマジギルティ。3〜4人できている騒がしい輩も帰ってくれ。
話がそれましたが、Twitter(Xとは頑なに言わない)でつぶやいている通り、コーンスネークの卵が無事孵化しました。これから繁殖を目指す人のため、というわけではないですが自分の備忘も含め記録として残しておこうと思います。
まず交配はホワイトアウト♂ x ブリザードhetデフューズド
輩出されるモルフは
50% ホワイトアウト
50% ブリザードhetデフューズド
ということで両親と全く同じものが輩出されます。
いわゆる白ヘビですね。仔ヘビたちはハッチ時にはおそらく見分けがつかない、もしかしたらわずかになんらかの差異が見られるかな、みられないかな、と言ったような感じが想定される交配です。生まれた仔を単体で見てこれはホワイトアウトか、ブリザードか、と問われても絶対にわからないと思います。
じゃ、どうやって区別つけるのよ、となるとやっぱり同一孵化の個体同士を比べて差異を見出すのと、多少成長させて見ていく、という方法になると思います。
これを記載している2023/8月現在、ボールパイソンでは遺伝子検査によりモルフを特定する技術とサービスができたらしく、このサービスが日本でもとあるショップさんが代理店として受付サービスを開始する、との情報が入っています。
これがもしコーンスネークやレオパ、ニシアフなどのモルフものでできるようになったりしたら大人気のサービスにもなるし販売価格にも大きく影響してきそうですね。
ただ一般的な方法ではないですね。
結局同定にはそれ単体で見分けるのは無理なので、孵化した子を比べて見分けていくことになりそうです。
で、親個体の紹介。
ホワイトアウト♂
ブリザードhetデフューズド♀
(ちょっとう●ちで汚れててごめんなさい)
サイズ的には両方とも750g程度、フルアダルトと言って差し支えないサイズです。
2021/07/05にペアでマニアックレプタイルズさんから購入した個体。購入時でアダルトサイズだったので今5〜6歳ぐらいと想定。
入荷した、というTweetをみて即店舗に行き、購入してきました。他にも問い合わせがあったらしく迷ってたら売り切れてしまう、と思ったので即決。2022にも交配を試みましたが、オスが盛らず失敗。この盛らない原因はだいたいわかっていて、クーリングを行わなかったから。
2023シーズンに向けて、以下の通りクーリングを実施しました。
2022/11末 餌抜き開始
2023/12中 フンが出きったため、冷却開始。まずはリビングに常温放置。
その後、冷暗所に置きひたすら冷やす。結構ガッツリ冷やして最低温度15℃切るぐらい。
週に一度、水換えがてら生存確認。
2023/03末 暖かくなってきたため自然加温で活性化
2023/04上 給餌再開
2023/05上 交配 ♀のケージに♂を入れたら10分かからず交尾開始
2023/06末 産卵 24個中 スラッグ3、残21
※↓画像2枚め、3枚目は有精卵と無精卵
2023/07上 3個腐敗、残18
2023/07下 1個腐敗、残17
2023/08中 1個腐敗、残16
2023/08下 1個腐敗、残15
2023/08/29-31 12匹孵化、2匹死後もり、1匹エッグカットにて強制孵化するも死亡
2023/09/07 ファーストシェッド開始
2023/09/09 ピンマSサイズ 縦割りで給餌開始。約半数が自発で食べる。
2023/09/20 強制給餌開始
2023/10/10 3匹が小さめのピンマSサイズ自発。その他一部アシスト、一部強制給餌
1ヶ月たってピンマSが飲めるか飲めないかぐらいのサイズになってきました。初期は4分割に割って与え、1ヶ月立って横半分に切ったサイズで一匹分を給餌。
少し成長に差が出てきたので、ピンマ半分、半分を2欠片、丸々一匹、と様子を見ながらあたえています。
強制給餌も大変だけど慣れてくればチャチャっとできるので頑張って大きくしていこうと思います。
今シーズンはとんぶり市には出店しませんでしたが、年末か年始ぐらいのなんかのイベントで販売予定です。雌雄はmaybeですが、雄5の雌7、メスは1~2匹はキープ予定。
白蛇の雌雄はヘミペニスが透けて見えるので下手にポッピングしたりプローブ刺すよりも簡単です。ポッピングは幼蛇のうちは暴れまくるのと、骨が柔らかいのではずみで骨折の危険があるためあまり推奨しません。同じくプローブも暴れた際の危険性と、サイズが小さすぎるため一番小さいプローブを指したとしても負担が大きいと考えます。
せめてピンマS、できればピンマMを飲めるようになるぐらいまではプローブやポッピングはなるべく控えた方が良いかと思います。
モルフはホワイトアウトorブリザードhetデフューズドですが、ちょっと見分けが難しく難儀しています。この辺は個体差が大きいです。
ブリザードよりさらに白い、と言われているホワイトアウトですが、ブリザードでもホワイトアウトより白い子もいれば、ホワイトアウトでも成体になっても模様が消えない、と言った個体も存在します。
この辺はレオパのスノーの記事でも書きましたが、真っ白だからなになに、というのは早計です。じゃ、ブリーダーはどうやって見極めてるの?という話ですが、親個体の特徴、同ハッチ個体との比較、ハッチ時の柄や特徴、など「その子単体をみただけではわからない情報」を使って判断しています。この親とこの親の子は全員ハッチ時は模様が出てるけど成長に従い真っ白な個体になっていく、など。
と、ここまではしたり顔で書いてきましたが、1匹だけ変な模様、円環のような縞々が強く発現している個体が1匹いて、あなたはだぁれ(=´∀`)?状態になってたりもします。。
こういう個体は多分誰にも売らずに、推測を立てて将来のためにキープしておく予定です。もしかしたらあれの遺伝子かな、というのはありますがまだなんとも言えないので検証(将来的な交配)をして判明させようかと思ってます。